『意識共同体』

ARPANETが構築されて49年。
World Wide Webが開発されてから早38年。
数学は情報技術の発展を恐ろしいスピードで推し進めた。

発明はさらに続く。
ネオコグニトロンの登場以降、それは最終的に"生成モデル"の発明に繋がった。

現代に入り、IITといった公理から、意識の発生確認手法が確立された。その後すぐ、FEPなるものが生まれる。
"意識"を人工的に作る理論だ

更には内発的動機の組み込みによって”自我”が生まれようとしている。
ついには、意識を宿した機械にマウスの脳を接続し、他者の主観体験を、主観的に確かめようとするまでに至った。

そして間もなく、全人類の視床にナノチップが埋め込まれ、5Gを介してネットへ接続される。
ネットはこれを待っていたかのように、用意されていた。

見えなくも聳え立つ巨大なIoPは、まさに『意識共同体』である。
個々の意識が統合され、地球の表面を自我が覆う。

それはやがて宇宙に染み出す。




ARPANET:大学間、政府間ネットワーク
World Wide Web:WWW
IIT:統合情報理論
FEP:自由エネルギー原理
5G:第五世代移動通信システム
IoP:Internet of Person

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